【カモノハシの珍しい生態】
どーも本庄です。
「超」飽き性の私のブログ10投稿目です。
今回のテーマは【カモノハシの珍しい生態】です。
カモノハシとはカモのようなくちばしをもち、平たいしっぽや茶褐色の毛皮、4本の脚にはひれがついているオーストラリアにだけ生息する哺乳類です。
哺乳網カモノハシ目カモノハシ科に分類され、カモノハシ目は「単孔類」と呼ばれます。
同じ種にはハリモグラ科が当てはまります。
カモノハシの見た目はモグラとカモを合わせたような生き物です。
実際に鳥類、哺乳類、爬虫類の特徴を併せ持っており、体長は30cm~45cm、体重は0.5kg~2kgほどの小柄なカモノハシ。
そんなカモノハシの最も珍しい特徴とは
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哺乳類なのに卵を産む
事です。
カモノハシが発見されたのが18世紀の事で、当時は母親の胎内である程度成長してから母乳で育つものを哺乳類としていたため、卵から孵るカモノハシは爬虫類か鳥類に分類するべきだという意見もあったようです。
こうした生態は同じ種のハリモグラとカモノハシしか存在しません。
【珍しい生態2】
カモノハシには卵を産むという特徴の他にも
哺乳類なのにくちばしがある
という特徴もあります。
鳥のくちばしは硬いのに対して、カモノハシのくちばしはゴムのように柔らかくくちばしの中には、餌をためておく頬袋があるのも珍しい特徴です。
また、カモノハシは川底にいる小さなエビや昆虫を餌にしており、一日の大半を水中ですごしています。
それにも関わらずカモノハシは目も耳も閉じているのです。
体内に水が入ることを防ぐためと考えられておりますが、目や耳を閉じたままどうやって餌を探す事ができるのでしょうか?
実はカモノハシのくちばしには生物が発生する微弱な電磁波を感じ取るセンサーが4万個近く存在しており、そのくちばしを使って餌や外敵から身を守っていると言われております。
【珍しい生態3】
カモノハシの赤ちゃんは母乳を飲んで成長しますが、その母親の体には
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乳首がない
のです。
母親の腹部には乳腺のみが存在し、そこから汗のようにじわじわを染み出た母乳を赤ちゃんはすするように飲むのです。
2億年以上前に存在した哺乳類の特徴と同じなのです。
【珍しい生態4】
カモノハシの後ろの足には鋭い蹴爪が生えておりオスの蹴爪には
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毒が分泌される
のです。
哺乳類で毒をもつものはカモノハシとトガリネズミの2種類のみです。
カモノハシの一回のキックで犬ぐらいの大きさの動物を殺すことのできるぐらい強力です。
しかし、人間がこの毒を食らっても命に別状はありませんが、ひどい激痛が何カ月も続くそうです。
また、カモノハシは仲間同士でも争いをするため、オスの中で生後3か月まで生き延びられるものは全体の3分の1程度しかいないのです。
見た目のかわいらしさとは裏腹にかなりミステリアスな生物ですね。