【縦型の信号機】
どーも本庄です。
「超」飽き性の私のブログ9投稿目です。
今回のテーマは【縦型の信号機】です。
普段何気なく見ている信号機ってほとんど横型のものですよね。
こんなんとか
こんなんとか
ですよね。
でも、縦型の信号機も存在するのです。
なぜ縦型の信号機があるのか知っていますか?
ちなみにヒントは地域に関係しています。
少し考えたいという人はここでしばらく考えてみてください。
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では答えです。
答えは雪が積もりにくいようにでした。
北海道や東北地方などによく見かける縦型の信号機です。
縦型の信号機は横型の信号機に比べて雪の積もる面積が少ないため、北海道や東北地方で多く見られます。
縦型にした理由は雪の重みで信号機の支柱が曲がらないようにしている為です。
この縦型の信号機は北海道や東北地方だけに設置されているわけではなく、東京でも見られる事ができます。
要するに縦型の信号機が設置されている地域は雪国という事ですね。
また、外国では竪型が主流で横型の信号機が主流なのは日本ぐらいです。
【縦型と横型の機能の違いってあるの?】
縦型と横型の信号機にはこれといった違いはありません。
横型の信号機の赤を上にすると同じ並びになります。
信号機の「青 黄 赤」の並びについて、ここでためになる雑学をもう一つ。
横型なら左から順番に「青 黄 赤」、縦型なら上から順番に「赤 黄 青」となっていますが、なぜだかお分かりですか?
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答えは
横型=街路樹などで赤信号が見えなくなることを防止するため
縦型=雪で赤信号が隠れてしまうのを防ぐため
でした。
交通事故防止のために赤信号が雪や街路樹で隠れてしまう事を防止した並びになっているのです。
縦型の信号機の赤の上には軒のような屋根がある物や、最近では透明なカップのようなものが取り付けられたものがあります。
また、横型でも最近では薄型の物も設置されており、日本の交通事故防止の意識の高さの現れですね。
雪の降らない地域に住んでいる方には馴染のない信号機ですが、雪が沢山降る地域の方にとっては非常に重要な信号機なのです。