【ナマコの驚きの生態】
どーも本庄です。
「超」飽き性の私のブログ24投稿目です。
今回のテーマは【なまこの驚きの生態】です。
なまこは勅皮動物門と呼ばれるグループに属する軟体動物です。
なまこを漢字で書くと「海鼠」と表記されます。
なまこは世界に約1500種類も存在し、日本でも約200種類のなまこがいます。
その中でも食用として世に流通しているなまこも30種類ほどいます。
そんななまこの最大の特徴は
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脳、心臓、目、鼻、耳がない
のです。
なまこは海底にいてほとんど動くことがないので脳、心臓、目、鼻、耳がなくても生きていけるのです。
では、どうして生きていくのでしょうか?
なまこは何を食べる
実は藻類、微小生物、排せつ物などを唯一ある口から触手を使って食べます。
なまこは食べた餌をさらに細かく粉砕し排出します。
その排泄されたものをバクテリアが食べることによって循環して海の生態系に戻しているのです。
なまこの天敵は
なまこの天敵はタラ、サメ、カニ、ヤドカリ、ヒトデですが、なまこはホルストリンという物質を体内に持っており、これは魚には毒になります。
ホロストリンは魚にとっては毒ですが、人間が摂取したとしても健康に害を与えるものではありません。
なまこの寿命は
なまこの寿命は5年から10年です。
なまこは天敵に襲われたら肛門から腸を出して食べさせている間に逃げます。
肛門から出した腸は2カ月程度で再生されます。
また、なまこを半分に切っても再生して2匹に増えます。
ですが、縦に切った場合、再生されずに死んでしまいます。