平凡なおっさんの雑学ブログ

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【(ヤバい)は英語で何と言う?(続き)】

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どーも本庄です。

 

「超」飽き性の私のブログ76投稿目です。

 

今回のテーマは前回の続きで【(ヤバい)は英語で何と言う?(続き)】です。

 

前回は『awesome』の意味と使い方を解説しましたので、今回は語源と意味の変化について解説していきます。

 

awesomeの語源と意味の変化』

 

 

awesome』という単語は、『awe』『some』という二つの単語から出来ています。

 

awesomeが若者の間で使われるようになったのかを理解するためには、まず『awe』を説明していきます。

 

『awe』には名詞動詞と品詞があり、名詞の意味は『畏れ(おそれ)』『畏敬の念』『畏怖』などです。

 

名詞『awe』

『with awe』

struck with awe (畏敬の念に打たれる)

filled with awe (畏敬の念に満たされる)

 

『in awe』

keep/hold 人 in awe (「人」に畏敬の念を抱く)

in awe (畏敬の念を抱いて)

in awe of ...(...に畏敬の念を抱いて)

 

動詞の『awe』は『...に畏敬の念を起こさせる』という他動詞です。

 

『be awed im... 』で『...に畏敬の念を抱いている』となります。

 

名詞と動詞の『awe』を使った例を挙げていきます。

 

After seeing the emperor, I was filled with awe.

天皇にお目見えした後、私は畏敬の念に満たされた。

 

I've always held artists in awe.

私はいつも芸術家に畏敬の念を抱いてきた。

 

awesomeの誕生』

 

awesomeという言葉は1950年代に誕生しました。

 

この時代の意味は本来の『畏敬の念を抱くような』という意味です。

 

1980年代に入り、スラング的に徐々に使われ始めました。

 

現在では若者がawesomeを使った場合、ほぼ『最後、すごい、やばい』の意味で使われます。