【have to と must の違いとは?】
どーも本庄です。
「超」飽き性の私のブログ53投稿目です。
今回のテーマは【have to と must の違いとは?】です。
学校の英語の授業で『~しなければならない』というのは『must』と『have to』と習ったはずです。
ですが、どちらも同じ『~いなければならない』ですが、厳密には細かい違いがあります。
今回はこの『have to』と『must』の基本的な使い方と二つの違いを解説していきます。
使い方 ①
『have to』と『must』はどちらも必要性や義務を果たす場合に使われます。
例えば
I have to/must wear glasses for reading.
(本を読むにはメガネをかけなくてはならない)
I really have to/must go.
(本当にもう行かなければなりません)
You have to/must keep silence in the library.
(図書館では静かにしなければなりませんよ)
違い ①
『have to』は現在時制や過去時制、未来時制、完了形でも使われますが、『must』は基本的に現在時制以外では使われません。
例えば
Did you have to work through the night?
(仕事で徹夜しなければならなかったのですか?)
You’ll have to make up your mind by Friday.
(金曜日までに決断しなければならないでしょう)
We’ve had to wait for a long time.
(長い間待ち続けてこなくてはなりませんでした)
違い ②
『have to』は『must』に比べて意味が弱く口語的で、客観的な拘束による義務を表す場合に使われることが多いのですが、『must』は話し手の意思・命令などが含まれる場合に使われることが多いのです。
例えば
I have to hand in this report by next week.
(この報告書を来週までに提出しなければなりません)←誰かの拘束による義務
You must attend the meeting tomorrow.
(明日のミーティングに出席しなければなりませんよ)←話し手による強制
違い ③
『have to』は否定形でも使えるのに対して、『must』は否定形にすると意味が変わってしまいます。
例えば
You don’t have to wear a suit on Fridays.
(金曜日にはスーツを着用しなくても結構です)
You must not wear a suit on Fridays.
(金曜日にはスーツを着用してはいけません)
使い方 ②
『have to』と『must』には『~に違いない』という意味でも同じように使う事ができます。
『~違いない』という意味で使う場合は後にbe同士が続くことが多いです。
例えば
You have to/must be kidding.
(冗談でしょう)
There has to/must be something I can do for you.
(何か私に出来ることがあるでしょう)
ですが、これを否定形にした場合には、どちらも使えずに『can't』を使います。
例えば
You can’t be serious.
(冗談でしょう)