【丁寧語と尊敬語と謙譲語】
どーも本庄です。
「超」飽き性の私のブログ67投稿目です。
今回のテーマは【丁寧語と尊敬語と謙譲語】です。
日本語には3種類の敬語がありますが、正しく理解している人ってどれぐらいいるのでしょうか?
間違ったまま覚えていると社会に出た時や、目上の方と話をする際に失礼に値してしまう事もあるかもしれません。
今回はこの3種類の敬語について解説していきますので、きちんと使い分けて相手に失礼のないようにしましょう。
まずは尊敬語から解説していきます。
【尊敬語とは?】
尊敬語とは目上の人に対して使う言葉です。
相手の人を敬うという意味の言葉で、文字通り『尊敬の意』を表しているので、会社の上司や取引先の相手などに対して『相手を立てる時』に使う事が多いです。
使い方は、会社の上司や取引先の相手の方などが主体になります。
目上の方が主体になる時の動詞を尊敬語に変えて使います。
『来る』⇒『いらっしゃる』
【謙譲語とは?】
謙譲語とは目上の人に対して使う言葉に変わりはありませんが、尊敬語との違いは自分を下げることで相手を立てるのが謙譲語です。
『謙譲』という言葉は『へりくだる』という意味や『謙遜』といった意味がありますので、自分を低く表現し相手を立てる時に使い言葉です。
使い方は会社の上司や社長に対しても使いますが、主体はあくまでも自分です。
主語を自分にしたときに同氏を謙譲語に変えて使う事が多いです。
『来る』⇒『参ります』
【丁寧語とは?】
丁寧語とは、これも目上の人に対して使う言葉で、敬意を払うという意味では尊敬語や謙譲語と共通するところがありますが、上品に話をしたい時に使う改まった言葉使いです。
語尾に『です・ます』をつけるの『ですます調』とも呼ばれています。
【尊敬語と謙譲語の違い】
上記でも説明しましたが、尊敬語と謙譲語の違いは相手が主体か、自分が主体かです。
尊敬語⇒相手を立てる
謙譲語⇒自分をへりくだる
一覧でチェックしてみましょう。
動詞 | 尊敬語 | 謙譲語 |
言う | おっしゃる | 申しあげる |
聞く | お聞きになる | うかがう、拝聴する |
見る | 御覧になる | 拝見する |
読む | お読みになる | 拝読する |
来る | いらっしゃる、お越しになる | 参る |
行く | いらっしゃる、おいでになる | うかがう |
知る | ご存知 | 存じ上げる |
する | なさる |
いたす |
これで、上司の前で恥をかかずにすみましたね!(笑)