【吸血する鳥がいる】
どーも本庄です。
「超」飽き性の私のブログ86投稿目です。
今回のテーマは【吸血する鳥がいる】です。
吸血と聞けば、ファンタジーの世界のドラキュラや蝙蝠を思い浮かべる人が多いでしょう。
しかし、ドラキュラでも蝙蝠でもなく吸血を主な食事としている鳥がいるのをご存知でしょうか?
今回はそんな特殊な鳥を紹介していきます。
【吸血する鳥の正体とは?】
この鳥はガラパゴス諸島の北に棲む『フィンチ』という鳥です。
普段は植物の種や蜜、昆虫などを食べていたのだが、食料難になり血を飲む習慣を持つようになったのだと言われております。
この鳥はハシボソガラパゴスフィンチといい、別のもっと大きな鳥の背に乗り、羽根の付け根を鋭いくちばしでつつき出血させてその血を飲んでます。
【なぜフィンチは血を吸うのでしょうか?】
吸血鳥のガラパゴスフィンチの腸内細菌には中南米に生息する吸血蝙蝠と類似した細菌の存在が確認できたのである。
吸血という特殊な食性の原因にはこの腸内細菌が関係しているようです。
中南米に生息するチスイコウモリも吸血することで有名です。
この蝙蝠とフィンチでは生物としての分類も異なるのに、なぜこの二種は吸血という共通した食事をとるのでしょうか?
この2種類の生き物には腸内にナトリウムと鉄を処理する同じような作用の細菌群が存在していることが判明しました。
腸内細菌の働きによってお腹の調子を整えるため、吸血行動をしていたことになるのです。