【てるてる坊主の由来】
どーも本庄です。
「超」飽き性の私のブログ40投稿目です。
今回のテーマは【てるてる坊主の由来】です。
子供の頃に雨が降って欲しくない日には、てるてる坊主を作って晴れを祈った経験が少なからずあるのではないでしょうか?
「てるてる坊主てる坊主、明日天気にしておくれ♬」という歌もあるように遠足や運動会など、雨が降って欲しくない日の前日に軒先や窓などにぶら下げて晴れを祈るものですが、その由来について解説していきます。
【てるてる坊主の由来】
てるてる坊主は江戸時代に中国から伝わってきた『掃晴娘(さおちんにゃん)』という風習が基になっていると言われております。
この『掃晴娘』は箒を持った女の子の紙人形で、持っている箒で雨雲を払ってくれると信じられており『晴娘(ちんにゃん)』という名前の美しい少女の伝説が由来と言われております。
北京のある年の6月に大雨が降り続き、いつまでもやまない雨に晴娘が天に向かって「この雨がやみますように」と願いを込めます。
この大雨の主『東海龍王』は北京場内を大雨で溢れさせ人々を大いに苦しめていた。
これを晴娘が天に祈りを捧げ雨をやませるように願いました。
すると、天から「東海龍王の妃になれ、さもなくば北京を水没させる」と聞こえてきたそうです。
晴娘は「天に上って妃になります。どうか雨をやませてください」と返事をしたところ、晴娘の姿は消えて雨がやんだそうです。
それ以来人々は、雨をやませるために犠牲になった晴娘をしのんで、雨が降り続くときには紙で人形を作り門にかけるようになったのです。
【実際に効果はあるのか?】
てるてる坊主の効果は科学的には証明されていませんが、晴れてほしいとてるてる坊主を作ってまでお願いをするほど思っている場合、本当に晴れた時の記憶が残り、効果があったように感じると言われております。
『てるてる坊主を逆さまにするとどうなる?』
てるてる坊主は晴を願いますが、これを逆さまにすると「雨を願う」ものへと変わります。
逆さまにしたてるてる坊主を『雨雨坊主』や『降れ降れ坊主』と呼び方が変わります。
こちらも科学的根拠はありません。
あくまでも願掛けやおまじないです。