平凡なおっさんの雑学ブログ

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雑学や豆知識、日頃目にしているが疑問に思ったことがないが意外な意味などをUPしていきます

【少年誘拐ホルマリン漬け事件】

どーも本庄です。

 

「超」飽き性の私のブログ156投稿目です。

 

前回の投稿でお知らせしたように、今回は実際に起きた事件を少し脚色してシナリオを書いたので、投稿します。

ですが、元々youtubeで漫画として掲載するものだったので、文字だけだとイメージがわきにくいかもしれませんがご了承くださいませ。(笑)

 

それでも気になる方は是非読んでみてください。

 

それではどうぞ。

 

【少年誘拐ホルマリン漬け事件】

 

 【読み方の説明】

 

「」内は声を出している

()内は声には出さず心で思っている言葉

【】内は状況説明や、場所の説明など

 

【登場人物】
・ハヤシ(26歳・精神を病んでいる)

マサル(12歳・中学生・ハヤシに誘拐される)

・ミナミ(50歳・精神科医・ハヤシの主治医)

 

 

【本編】
ハヤシ「さてと、今日もそろそろ銭湯に行ってさっぱりしてくるかぁ。」

私の名前はハヤシ。
いつも家で風呂に入るより銭湯に行く事の方が多いのだが、家の風呂より広々していて落ち着くからだ。
と、いうのは建前で私の本当に理由は少年の裸が簡単に見られるからという理由が一番大きいのだ。
私は思春期の時、友人同士が好きな女の子の名前を言いあっていた時、私だけが男の子の名前を言ったのだ。
それを聞いた友人達は私を変人扱いしたことを今でも覚えている。
それから今まで、少年が好きという気持ちを隠してきた。
しかし、大人になり私の趣味をとやかく言う人間はいなくなったので、この気持ちを抑える事が出来なくなってしまった。
それからというもの私は銭湯に通い、気になった少年に話しかけ時には後をつけて家までついていったこともある。
そんなある日私の理想の少年を見つけてしまったのだ。

【場面転換 銭湯】
ハヤシ「今日は銭湯に来ている少年が少ないなぁ。」

SE:ガラガラガラガラ・・・(銭湯の扉が開く)

ハヤシ(お、少年が入ってきたぞ。
    どれどれ、少し近くで顔を拝見するとしますか)

【ハヤシは今入ってきたマサルの横に座り顔を見た】

ハヤシ(おぉぉぉ!これは、この少年は、この少年こそ私が追い求める理想の少年だ!
    この子と是非とも知り合いになりたい。
    だが、嫌われてしまえば元も子もない。
    慎重に行動せねば。)

マサルの友人「おーいマサル。来てたのか?」

マサル「おぉ!お前も来てたのか?今日の部活きつかったなぁ。」

マサルの友人「そうだな。」

ハヤシ(そうか!この子はマサルと言うのか?
    そうかそうか。よしこのマサルをどうにか手に入れてやるぞ)

【語り ハヤシ】
私はマサルを一目見た時からどうにか家に連れ込むことだけを考えていた。
そんなある日、ある事をきっかけに私はマサルと話すようになる。

【場面転換 銭湯】

ハヤシ「今日は少し遅くなってしまったなぁ
    マサルはもう来てる頃だと思うけど・・・。」

SE:ガラガラガラガラ・・・

【銭湯から出ようとしていたマサルと入ろうとしていたハヤシがぶつかりそうになる】

ハヤシ&マサル「うわっ!」

ハヤシ「危ない!」

【ハヤシはマサルの腕をつかんで転びそうなマサルを助ける】

ハヤシ「おっとっと、大丈夫か?」

マサル「あ、ありがとうございます。」

ハヤシ「ケガはないか?」

マサル「ありがとうお兄さん。おかげで転ばずにすみましたよ。」

ハヤシ「そうか、良かったケガがなくて。」

マサル「ありがとうございます。」

ハヤシ「最近よくここに来てるね。」

マサル「えぇ、この近所に住んでて部活の帰りに寄って帰るんですよ。」

ハヤシ「そうなんだ。実は俺もこの近所に住んでいて家の風呂より気持ちがいいからよく利用しているんだよ。」

マサル「そうだったんですね。あっ!僕もう帰らないといけないので。」

ハヤシ「あぁ!じゃあまたな。気を付けてな。」

マサル「ありがとうございます」

【語り ハヤシ】

こうして私はマサルと銭湯で見かけるたびに話をするようになる。
マサルと話していると私の中にある欲望が抑えられなくなる。
どうしてもマサルを手に入れたい。
だが、変に思われると私の欲望を満たせない。
ここは慎重に行動をしなければならない。
まずは、マサルの後をつけて、家を見張りマサルが銭湯に行く時間と曜日を調べよう。

【場面転換 マサルの家の前】

ハヤシ「今日はマサルが銭湯に行く日だな。
    そろそろ出てくる時間だが。」

マサル「それじゃあ行ってきまーす。」

ハヤシ「おっ!出てきた出てきた!
    やはり、マサルはかわいいなぁ。
    今日も偶然を装って銭湯で話しかけよう。」

【場面転換 銭湯】

マサル「すいません、中学生一人です。」

ハヤシ「よし、マサルが入ったな。あと5分したら私も入ろう。」

【5分後】

ハヤシ「おう!マサル来てたのか?」

マサル「あっ!ハヤシさんこんにちは。」

ハヤシ「今日も部活帰りか?」

マサル「そうです。」

ハヤシ「疲れたろ?背中を流してやるから後ろ向きな。」

マサル「いやいや、大丈夫ですよ!」

ハヤシ「ははは、遠慮すんなって、ほれさっさと後ろを向いて。」

マサル「は、はぁ。」

【語り ハヤシ】
こうして私は念願のマサルの体に触ることができた。
それからたびたびマサルのか背中を流すふりをして、色々なところを触り私は満足していた。

【場面転換 学校の校庭】

マサル「なぁなぁ。」

友人「何だよマサル。」

マサル「お前、俺ん家の近くの銭湯よく行ってるだろ?」

友人「あぁ!あそこな。よく行ってるけどどうした?」

マサル「あそこに来てるハヤシって男なんだけど、最近は銭湯で会った時には話すようになったんだけどな。」

友人「あぁ、あの人な!ちょっと気持ち悪いよな!?」

マサル「そうなんだよ。
    最近俺の背中を流してくれるんだけど、その手つきがすっげー気持ち悪いんだよ。」

友人「あいつそっち系なんじゃねーか?
   だってあいつ、湯船につかっている時、じろじろ中学生ぐらいの男の子ばっかり見てるぜ。」

マサル「そうなんだよ。俺、もしかしたらあいつに殺されるかもしれない。」

友人「おいおい!さすがにそれはないんじゃないか?
   いくら何でも、人殺しなんかはしないだろ!?」

マサル「そうだといいんだけどな。」

【場面転換 銭湯】

ハヤシ「よう!マサル。」

マサル「あっ!こんにちは。」

ハヤシ「マサル、今日俺ん家に遊びに来ないか?」

マサル「えっ!マサルさんの家に?」

ハヤシ「あぁ、ほら前に話したマサルの好きなプラモデルを見せてやるよ。」

マサル「えっ!でも、悪いし今度そのプラモデル持ってきてよ。」

ハヤシ「ははは大丈夫だって、家には両親だっているし、プラモデルは大きすぎて運ぶのは無理だ!」

マサル「うーん、分かった。じゃあちょっとだけ。」

ハヤシ「そうか、じゃあここを出て待ってるからな。」

マサル「うん、わかった。」

【場面転換 ハヤシの自宅】

ハヤシ「どうだ!これ!すごいだろ!」

マサル「うん。こんなに大きいの見たことないや!」

ハヤシ「そうだろ!どうだマサル、お前がここで服を全部脱いだらこれをやるよ。」

マサル「えっ!ハヤシさん何言ってるの?」

ハヤシ「このプラモデルが欲しいんだろ?
    だから、服を脱いだらやるって言ってんだよ!」

マサル「それならいらないよ、僕もう帰るね。」

ハヤシ「待てよ!マサル。服を脱いだらやるって言ってんだろうが!」

マサル「ちょ、ちょっとやめてよハヤシさん。」

ハヤシ「うるせぇ!黙って言う事聞きやがれ!」

マサル「痛い痛い。話してよ。もう僕を帰して。
    こんなことしたら両親に気づかれちゃうよ。」

ハヤシ「親はお前が来た後、銭湯に行けと言っておいたから、今は誰もいねーよ!」

マサル「そんな!誰か、誰か助けて―!」

ハヤシ「うるせーんだよ!」

SE:ド―ーーン (マサルを床にたたきつけて殺害)

ハヤシ「はぁはぁはぁはぁ・・・やっとおとなしくなったぜ。
    しかし、これぐらいで死んじまうなんてな。
    まぁ、これでマサルは永遠に私の物だ!くっくっくっく!」

【語り ハヤシ】

私はマサルを殺してしまったという罪悪感もあったが、それよりもこれから先マサルを一生私の物にできるという幸福感の方が強かった。
私はマサルの遺体を風呂場に隠して両親に見つからないようにバラバラに解体し、大型の金魚鉢に入れてホルマリン漬けにし、床下に隠した。
これで、マサルは一生美しいまま私の物だ。

【場面転換 ハヤシの部屋】

【ホルマリン漬けのマサルの顔を取り出してマサルに話しかけるハヤシ】

ハヤシ「おはようマサル。今日も行ってきます。」

ハヤシ「やぁ、マサル今日はいい天気だよ。ほら見てごらん。」

ハヤシ「お休みマサル。お前とずっと一緒にいたいけど、
    見つかるわけにはいかない。
    だからお前を床下に隠しているが、別れの度に辛い。」

ハヤシ「そうだ、マサル、お前の両親に手紙を書こう!
    ただ、普通の手紙では面白くないから、脅迫状のようなものがいいな。
    それに、お前を置いておくのにもお金がかかるから、身代金も要求しよう。」

【語り ハヤシ】

私はマサルの両親に手紙を書いた。その手紙はマサルを生んでくれたこと、ここまで育ててくれたことなどを書き、最後に返してほしかったら15万円用意するようにと綴った。
だが、あくまでこれはいたずらだ。
本当に身代金を貰うつもりはない。
だって、返すつもりなんかないからな!

【場面転換 銭湯】

従業員A「そういえば最近あの男の子を見ないなぁ。」

従業員B「あぁ、あのいつもこの時間に来るかわいらしい子だろ?」

従業員A「あぁ!あのハヤシって男は相変わらず毎日来て少年たちをジロジロ見てやがるけどな!」

従業員B「本当だな。もしかしてあいつがあの少年をさらったんじゃないか?」

従業員A「あり得るなぁ。それに他の少年たちからも苦情が来てるし、警察に連絡してみるか?」

従業員B「あぁ、そうしようぜ。何もなければいいけど、万が一って事もあるしな!」

【語り ハヤシ】

こうして私は銭湯の従業員によって通報され、少年の後をつけていた時に不審者として逮捕されてしまった。
その後の精神鑑定の結果、私は精神病院に入院することになった。

【場面転換 精神病院 病室】

ミナミ「ハヤシ君、おはよう。」

ハヤシ「おはようございます。ミナミ先生。」

ミナミ「調子はどうだい?」

ハヤシ「今日は特に気分がいいですよ。」

ミナミ「そうか、それは良かった。
    今日は、君が逮捕された時の事を教えてほしんだが、大丈夫かい?」

ハヤシ「えぇ、構いませんよ。」

ミナミ「ありがとう。では早速、あの晩君はあそこで何をしていたのかな?」

ハヤシ「私は銭湯を出て、ある少年の後をつけていました。」

ミナミ「なぜ、少年の後をつけたのだね!?」

ハヤシ「私は、女性に興味がなく少年にしか興味がないのです。
    そのせいで中学生時代はよくからかわれていました。」

ミナミ「君はこれまでにも何度か少年の後をつけていたことがあったそうだね!?」

ハヤシ「えぇ、銭湯で好みの少年を見つけた時は、どうしても抑えられなくて。」

ミナミ「マサル君がいなくなった日は、何をしていたのかね!?」

ハヤシ「その日はマサルを家に上げてプラモデルを見せていました。」

ミナミ「その後、マサル君は何時に家を出たのだね?」

ハヤシ「マサルはいつも私と一緒にいる。」

ミナミ「それはどういう意味だね?」

ハヤシ「そのままの意味ですよ。マサルは私と一緒だ。」

【語り ハヤシ】

私は主治医であるミナミ先生の通報によって私の部屋が捜索され、床下からホルマリン漬けにしたマサルが見つかってしまう。

【場面転換 ニュース画面】

キャスター「次のニュースです。
      昨日未明、住宅の床下からホルマリン漬けにされた少年の遺体が見つかり、調べによると以前から行方が分からなかった12歳のアシダマサル君だと判明。
      この家の住人のハヤシ容疑者が少年を誘拐して遺体をバラバラにして
      ホルマリン漬にしたとして捜査をしています。
      また、ハヤシ容疑者は飼っていた12匹の猫を殺してその半分を
      食べてしまったと話しているそうです。」

ハヤシ「私のマサル誘拐殺人事件は、私の残虐性や変わった性癖を持っている特殊な事件として大々的に取り扱われた。

まるで有名人になったかのようだ!

私以外にも変わった性癖を持っている者は、まだまだたくさんいるはずだ。

普段は何気なく生活している奴も実は裏の顔があったりするものだ!

くっくっくっくっ!」

                             【完】