【○○現象○○効果とは?】
どーも本庄です。
「超」飽き性の私のブログ152投稿目です。
今回のテーマは【〇〇現象〇〇効果とは?】です。
世の中には○○現象や○○効果とつく自然現象や日常で起こる様々な現象があります。
こうした現象や効果を詳しく解説していきます。
『フェーン現象とは?』
フェーン現象とは気流が山を越えて降下する際に乾燥して気温が高くなる現象の事をいいます。
山の風上側では雲ができるまでは100m上昇するごとに1℃気温が下がり、雲が発生してからは100m上昇するごとに0.5℃気温が下がります。
山頂から風下側に風が下りていく場合は、100m下がるごとに1℃気温が上がり、風上側より風下側での方が気温が高くなり空気も乾燥します。
例えば、気温20℃で湿度が60%の気流が標高2000mの山にあたり、山を上昇して1000m地点で雲ができ始めた場合、雲ができるまでは100m上昇するごとに1℃下がり、1000m地点では気温は10℃になります。
雲ができてからは100m上がるごとに0.5℃下がるので山頂では5℃になります。
2000mの山頂から麓まで気流が下る際には100m下がるごとに1℃気温が上がるので、山頂で5℃だった気温が麓では25℃となり風上側の山を上昇する前より5℃も高くなっています。
フェーン現象は乾燥した空気が上昇する時に気温が下がる割合と、湿った空気が上昇する時に気温が下がる割合の差によって起こります。
こちらもシリーズ化していこうと思いますので、今後もお楽しみに。