【霧はなぜ発生するの?】
どーも本庄です。
「超」飽き性の私のブログ102投稿目です。
今回のテーマは【霧はなぜ発生するの?】です。
霧はその見た目から『ガス』と表現されることもあります。
発生する要因は様々なパターンがありますが、梅雨の時期や秋口にかけて最も発生しやすい。
霧を説明するまえに『霧』と『雲』の違いについて説明しますね。
【霧と雲の違い】
霧と雲の違いは発生する場所の違いだけです。
水分量や飽和条件の違いなどと考えるかもしれませんが、霧と雲は発生する場所が違うだけです。
なので地面に接しているのが霧で、接していないのが雲という事になります。
霧の発生のメカニズムを見てみましょう。
空気中に気体として蓄えられる水分量は暖かいほど多く、湿度が低くなると少なくなる。
水分量を多く含んだ暖かい空気が何らかの理由で冷やされると、水蒸気が水粒となり、空中に浮かんだ霧や靄の状態になります。
【霧の種類と発生要因】
◆移流霧
暖かく湿った空気が水温の低い海上や陸地に接することで冷やされ、大気中に含まれる水蒸気が霧として排出される。
◆放射霧
夜になり、地表面から熱が放射され地面が冷やされると地面に近い空気も一緒に冷やされ、大気中に含まれる水蒸気が霧として排出される。
◆蒸発霧・蒸気霧
暖かい水面上に冷たい空気が入り、水面から蒸発し霧が発生する場合や、地表が冷たい時に暖かい雨が降ってきて、水滴が蒸発し霧が発生する場合など。
◆前線霧
暖かい空気と冷たい空気が接する前線付近で暖かい空気が冷やされ発生する霧。
◆滑昇霧
山の斜面を暖かく湿った空気が這い上がり、高度が高くなるにつれて徐々に冷やされ、露点に達した地点で発生する霧です。
遠くから見ると山にかかった雲に見えるが、断続的に暖かい空気が上昇している場合などは次々と霧が発生し、晴れ難い霧と言えます。
【霧の発生しやすい場所】
霧の発生しやすい場所として初めに思いつくのがゴルフ場ではないでしょうか?
ロケーション的な条件としては、やはり高所、谷、盆地、山の風裏側、水源の近くや、海から伸びる斜面への隣接など。