【赤色灯だけつけて走っているパトカー】
どーも本庄です。
「超」飽き性の私のブログ58投稿目です。
今回のテーマは【赤色灯だけつけて走っているパトカー】です。
街中でパトカーを見ると何もしていないのに緊張するのは私だけでしょうか?(笑)
たまに街中で赤色灯だけをつけてサイレンを鳴らさず走っているパトカーを目にしますが、この状態のパトカーって何をしているかご存知でしょうか?
サイレンを鳴らして走っているパトカーが後ろから接近してきたら、安全な場所に車を停めて進路を譲らなければなりませんが、赤色灯だけつけているパトカーでも道を譲らなければいけないのでしょうか?
答えは
譲らなくても良い
です。
基本的に緊急車両として使用される場合、赤色灯とサイレンの両方を使用して走行している場合のみ、緊急車両とみなされます。
そのため、赤色灯だけをつけて走っているパトカーに道を譲る必要はありません。
では、赤色灯だけをつけて走っているパトカーは何をしているのでしょうか?
【赤色灯だけをつける意味】
赤色灯だけをつけて走っているパトカーは周囲に注意喚起をしながら走行しているのです。
パトカーが赤色灯をつけてその存在を周囲にアピールしながら走行することで、無謀な運転やひったくりの抑制につながります。
道路交通法第十四条でも、『緊急の用務のために運転をするときは、道路運送車両法第三章及びこれに基づく命令の規定により設けられているサイレンを鳴らし、かつ赤色の警告灯をつけなければならない』と、規定されています。
なので、赤色灯だけをつけて走っているパトカーは基本的には一般車両と同じ扱いなのです。
道路交通法施行令第十四条には、『ただし、警察用自動車が法第二十二条の規定に違反する車両又は路面電車(速度超過車両)を取り締まる場合において、特に必要があると認めるときはサイレンを鳴らす事を要しない』と、あります。
スピード違反の取り締まりの時は、赤色灯だけで違反車両の速度計測が行われているのです。