【橋の主塔の上下の幅の差】
どーも本庄です。
「超」飽き性の私のブログ17投稿目
今回のテーマは【橋の主塔の上下の幅の差】です。
今回のテーマは一見するとよくわからないテーマになっていますが、要するに橋を支えている柱の根元の部分と先端では幅(距離)が微妙に違うという事です。
現在つり橋での世界最長の橋は兵庫県神戸市垂水区東舞子町と淡路市岩屋とを結ぶ『明石海峡大橋』です。
全長3,911 m、中央支間1,991 mである。本州と四国を結ぶ3本の本州四国連絡橋(本四架橋)ルートの一つ「神戸淡路鳴門自動車道」の一部として供用されています。
1998年の開業以来、世界最長のつり橋として『ギネス記録』に登録されております。
明石海峡大橋の主塔だけに限らず、つり橋を支えている複数の主塔の根本、もしくは海面上と先端部分の幅は微妙に開いているのです。
その理由は
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地球が丸いから
です。
橋を吊っているワイヤーを支える主塔は2基で、その高さは海面上298.3mあり、あべのハルカスや横浜ランドマークタワーとほぼ同じ高さになるのです。
主塔が高いため地球の丸みの影響で先端部分はわずかに開いているのです。
海面上の2基の主塔距離は1,991mに対して、先端の主塔距離は93mm長くなっているのです。
2基の主塔の高さが高くなればなるほど海面上との差は広がり、短くなれば差は小さくなります。
また、2基の主塔間距離が短くなればそれだけ先端との差も小さくなります。
普段、地球の丸みなんて意識せずに過ごしていますが、実はこうしたところで地球が丸い事を実感することができるのです。
これで家族旅行などでつり橋を渡る際は子供に自慢できますね。